引越し掃除

引越し前に慌ただしくてもやっておきたのが、今まで住んでいた旧居の掃除です。
 

実は掃除をすると得をするケースもあります。また、慣れない方のために旧居、新居の掃除のポイントやお掃除が苦手な方、忙しい方のための情報もまとめてご紹介します。

引越し前の旧居の掃除|どこまですべき?!

引越しする日のギリギリまで生活していた旧居の掃除は、そもそも必要なのかどうか迷っている方もいるでしょう。
 

実は引越しする旧居の掃除も大切です。しかも得する場合もありますので、やっておいた方が良いです。
 

旧居も感謝の気持ちを込めて掃除する

日本には「立つ鳥跡を濁さず」と言う言葉が昔からあります。
 

もう使わない家だから汚くても大丈夫と思うかもしれませんが、お世話になった気持ちを込めて家や部屋をキレイにしてから新しい家に引っ越す事で、また新たなスタートを切る意味でも重要です。
 

賃貸は敷金返還に影響がある?!

旧居の掃除は気持ちや精神だけの問題ではありません。賃貸の場合は、入居時に支払った「敷金」が帰って来るケースがあります。
 

敷金は大家さんに「預けているお金」です。通常家賃の1ヵ月~2ヵ月分を納めます。
 

部屋の退去時に部屋を元の状態に戻したり、家賃の滞納があればそこから引いて残った金額が返されます。
 

部屋を元の状態に戻す事を「原状回復」と呼びます。原状回復にかかるお金は全て敷金の中から払われますが、長年住んでいると生じるような部屋の「劣化」は含まれません。
 

ただし、敷金から差し引かれずに家主の方が支払うものがあります。
 

敷金からは引かれない貸主が払うもの

  • 壁に貼ったポスターなどの跡
  • 壁の画鋲やピンの跡
  • 日照などで色が褪せたフローリングやクロス
  • フローリングのワックス
  • 家具などによる床のへこみ

 
一方で、借りている方が敷金の中から支払わなければいけないものがあります。
 

借主が払うべきもの

  • 壁のネジや釘の跡(重量物のためにあけた穴で、下地のボードの交換が必要な場合)
  • タバコやヤニのニオイ
  • ペットのニオイ、ペットによるキズや汚れ
  • 落書きなどによるキズや汚れ
  • 台所の油による汚れ
  • 水回り(洗面所、台所、トイレ)の水垢やカビ
  • 借主が原因によるカーペットなどのシミやカビ
  • 借主が原因(結露の放置、雨の吹込み)によるフローリングの色落ち

 
敷金はこれらのクリーニングや修理代が差し引かれて返ってきたり、最悪の場合は敷金以上の金額がかかって請求されるケースもあるので注意が必要です。
 

「国土交通省」も「原状回復をめぐるトラブルとガイドラインについて」と題してホームページに掲載しているので、詳しく確認したい方は是非参考にして下さい。
 

家や部屋はキレイに使うのがベストですが、丁寧に掃除をする事で敷金が返ってくる事もあるため旧居の掃除はしっかり行いましょう。
 

いつまでに掃除すればいいの?

taimingu

しっかり掃除しようと決めたものの、まだ住んでいる状態でいつまでにどこを掃除すれば良いのでしょうか。
 

とにかく、ギリギリにやろうしても絶対に終わりません。早めに掃除を開始する事がカギになります。
 

早めに始める

  • 物置
  • 押入れ
  • 使っていない部屋

1週間くらい前から始める

  • 水回り(キッチン、お風呂、トイレ)
  • 油汚れやカビなどがあると時間が必要なので、少し早めに始めます。
  • ベランダ(植木なども片付ける)

前日までに掃除する

  • 壁の落書きなど
  • 家具の裏や下
  • 電化製品(配線についたホコリなど)
  • 各部屋の掃除(雑巾がけなどで汚れを落とす)
  • 窓や網戸
  • 玄関

当日

全体を確認して、最後に当日まで使っていた部屋や水回りなどの掃除をして仕上げます。玄関も掃くなどして最後にキレイにしましょう。

どの程度掃除すればいいの?

キッチン

換気扇やコンロなど油の汚れは敷金から引かれてしまうため、落とせるところまでしっかり掃除します。

排水溝は、市販のパイプ掃除用の洗剤などでニオイや詰まりを取り除いて、必要があればブラシなどでこすります。

トイレ

トイレもカビなどが酷い場合は専用の掃除道具などでキレイにします。

お風呂

お風呂はカビが発生している事が多いので、カビ取り用の洗剤を使って落とします。排水溝も髪の毛の詰まりなどを取り除きブラシでこすります。

部屋

タバコのヤニなどで黄色くなっている場合は拭くなどして出来るだけキレイにします。落書きがある場合もなるべく落としておきましょう。

家具や電化製品の下は特にホコリや汚れが溜まっているので、丁寧にやります。

玄関

前日までに高圧洗浄機があれば使って全体の汚れを落とします。当日は最後に掃き掃除をします。

ベランダ

玄関同様に高圧洗浄機があれば、それをつかって汚れを落とします。または、掃き掃除をして砂や葉を取ります。

駐車場

駐車場を借りている場合は、ゴミを片付けたり掃き掃除をしておきましょう。

掃除しないとどうなるの?

キレイに掃除をすると敷金が戻ってくると言う事は、逆を言えば掃除をしないと金額が減る、または追加でクリーニング代を請求される事にもなりかねません。
 

また、掃除をしないとお世話になった大家さんに迷惑をかけます。人間としてだらしのない人と思われてしまうので、最低限のマナーとして掃除はして当たり前です。
 

引越しの掃除に必要な道具

掃除道具

引越しの掃除は普段の掃除よりも念入りに行うため、必要な道具も増えてきます。あらかじめチェックしておきましょう。

  • 掃除機
  • 高圧洗浄機(あれば)
  • ほうき、ちりとり
  • スポンジやたわし
  • 歯ブラシ
  • 雑巾
  • バケツ
  • フローリング掃除道具(クイックルワイパーなど)
  • 割りばしと輪ゴム、いらない布など(即席のお掃除棒用)
  • 新聞紙
  • ゴミ袋
  • カビ取り剤
  • 油汚れ用洗剤
  • 重曹やセスキ炭酸ソーダなどの天然系洗剤

 
必要のないタオルやTシャツも雑巾代わりに使えるので、捨てる前に有効利用するのもおススメです。

引越し後の新居の掃除|どこまですべき?!

旧居は掃除するけれど、新居の掃除は必要でしょうか?

キレイだから掃除は必要ない?

旧居は生活をして汚れているので掃除はしますが、キレイな状態で引き渡される新居は必要ないと感じるかもしれません。
 

掃除は単に家や部屋をキレイにするだけではなく、新しい家を清めて新たな気持ちでスタートする意味もあります。
 

また、家具などを入れる前に家や部屋に何もない状態は今後ないので、始めの掃除はキレイに保つためには大切です。
 

新居の掃除方法

まずは部屋のチェック

新居に行ったら、家や部屋の状態をまずはチェックして下さい。特に賃貸の場合は、最初から汚れや傷があるケースもあります。

合わせて水漏れなども細かくチェックして、必要があれば不動産屋さんなどに連絡するようにしましょう。

携帯やスマホ、カメラで撮影しておくと分かりやすいです。これをしておかないと後から見つけても修理してもらえないなど、トラブルの原因になってしまいます。

換気

換気は非常に大切です。換気をする事は、気の流れを良くするなど運気が上がるとも言われているので必ず行いましょう。

雑巾がけ

賃貸の場合、床を拭いてみたら意外に汚れていたと言う場合もありますので、新居だからと侮らずに床など雑巾がけしたり、クイックルワイパーのようなフローリング専用の掃除道具でキレイに拭いた方が良いです。

忙しいなら引越しの掃除もプロに任せる!

掃除代行業者

「時間もないし、掃除は苦手・・・」と言う方には、プロの利用もおススメです。

引越し業者

引越し業者の中にはオプションとして有料で掃除してくれる業者もあります。大手の引越し業者でも行っています。

代行業者

大手のお掃除代行業者も引越しの掃除をしてくれます。

いくらかかるの?

引越し業者の場合は、ご自分が予定している業者さんのオプションを利用するのが1番簡単です。オプションには掃除以外もさまざまあり、パックになっている事もあります。
 

お掃除業者は、料金は部屋の広さや間取りなど細かく設定されていて、家全体やピンポイントでキッチンだけなどの選択も可能です。
 

料金は家や部屋の広さや間取り、状態によっても変わってくるので、一概にいくらとは言えません。気になる方は、各業者さんに直接問い合わせるかホームページで見積もりを出す事も出来ます。
 

どの程度やってくれるの?

一応どの業者もプロとして掃除を行っているので、丁寧にキレイに掃除してくれます。ネットの口コミなどを参考にして自分の納得のいく業者を選ぶようにして下さい。
 

まとめ

引越しに伴う旧居と新居の掃除は絶対に怠る事が出来ないものです。
 

特に旧居は敷金にも関わるため、丁寧に行った方がお得ですし、お世話になった家や部屋、または大家さんに感謝の気持ちを込めてキレイに掃除して、新しい生活を始めましょう。

 
参考記事:引越し見積もりをするタイミングは?|いつからできるの?
参考記事:引越しするなら見積もりは必ず取る!見積もりが安くなる9つの方法