引越しトラック

 
「近場の引越しでちょっとそこまでだから・・・」「娘が初めての引越しで心配だから・・・」「遠くに引越しをするため移動費を節約したいから・・・」「高い引越し料金を払っているから・・・」
 

だから、ついでに荷物と一緒に人もトラックに乗せて欲しい!そう考える方も少なくないと思います。
 

実際に引越し業者はこの行為をどう扱っているのか、今回は引越し業者のトラックに乗れるのか乗れないのか、またその理由についてご紹介します。
 

引越し業者のトラックには乗れない

実際は違反行為

引越し業者は、「一般貨物自動車運送事業者」や「貨物軽自動車運送事業者」として国土交通省に許可をもらって運営しています。
 

これは、荷物を運ぶ許可であって人を運ぶ許可とは別です。人を運ぶのはタクシーやバスなどの運転手のように「第二種運転免許」を取得していないと違法行為です。
 

お客さんを乗せた分の料金を請求しなければ、厳密には違法ではないとも言えますが原則違反行為になります。
 

ですが、「トラックの同乗はできない、しない」方が引越し業者にも引越しをする側のお客さんにとっても基本と覚えておきましょう。
 

ドラマや映画の話だけ

昔のCMやドラマ、映画などでは、故郷を離れる時に引越し業者のトラックに乗って泣きながら別れる感動的または悲しいシーンを目にした事が誰でもあると思います。
 

ですが、これはあくまでその中だけの事で、実際にはほとんどありません。
 

引越しの途中で何かあった時に責任問題になる

実際に引越し業者に「トラックに乗せて下さい」とお願いすると、ほぼ断られます。それは、もし引越し業者がお客さんを乗せたとするとデメリットの方が多いからです。
 

引越し業者の中には、きちんと「規約」として決まっている場合もあるので、スタッフが内心では乗せてあげたいと思っていたとしてもお断りされるのです。
 

事故に合った時

まず1番の心配事は事故です。移動中に事故に合ったら責任は重大です。それがもし引越し業者側に過失のない事故だったとしても、責任がないとは言えません。
 

また、引越しの作業が大幅に遅れる事になって、それに対しての責任問題にも繋がります。引越しの日に事故に合ったなんて、客としても「なんか縁起が悪い・・・」と感じてしまうでしょう。
 

そんなリスクを引越し業者は避けたいのは当然です。
 

人は保険の範囲外

引越し業者は「保険」に加入しています。これは、もしお客さんの荷物が破損したり、家にキズをつけてしまった時の損害補償のためのものです。
 

ですから、もしお客さんを乗せていた時に何かあってもこの保険の対象ではありません。
 

どうしてもとお願いすれば乗れる?

無理なお願いはダメ

引越し業者に断られたにも関わらず「どうせ近所だし、責任は自分で取るから乗りたい」と言うような無理なお願いは止めましょう。
 

責任は自分で取ると言っても、実際に何かあればそうはいきません。
 

お互いに疲れそう

例え大きなトラックだったとしても、狭いスペースに知らない人と乗っているのは疲れます。お互いに気を使って疲れるのは容易に想像がつきます。
 

これから新居に着いて引越し作業をしなければならないのに、その前に疲れるような行為は止めておいた方がお互いのためになります。
 

引越し業者の身になってみる

多くの引越し業者はルールに従ってクリーンに仕事をしています。そこで、強引に頼まれた時の引越し業者の立場や気持ちを考えてみて下さい。
 

リスクは避けたいけれど、お客さんだから無下にもできないと思って困るはずです。違反は違反です。引越しをする側もそのルールに従うのが常識です。
 

逆に誘われたらどうする?

反対に、引越し業者から「近くなので乗っていきますか?」と聞かれてもハッキリとお断りした方が良いです。違反行為に加担するようなものですし、自己に合った時のリスクは大きいです。
 

また、万が一ですが事件に巻き込まれる可能性が絶対にないとは言えません。会社の規定を破っている可能性もあるので、誘われたらまずは会社に確認するなどして下さい。
 

お互いに気持ち良く引越しできるようにマナーは守る

引越しは、家の中や家族構成などが分かってしまいます。ですから信頼性が1番大切です。お互いに気持ち良く作業をする立場、してもらう立場としてマナーを守って引越と言う大きな作業をする必要があります。
 

無理を言ったり、信用性を失うような行為は避けなければなりません。そのためにも、違法行為にあたるような事は、しないようにして下さい。
 

基本的には引越しの移動は自分たちで、車や公共交通機関を利用するようにしましょう。
 

同乗サービスがある

引越業者では同乗サービスを取り入れている事があります。これは、正規のサービスなので、安心して同乗できます。
 

家族の移動はもちろんですが、車いすやペットなども一緒に移動ができる便利なサービスです。また、ペットのスペースやTVなども設置されているので、快適に移動できます。
 

ただ、人数や重量には制限があります。
 

引越しは別の方法で費用をやすく済ませる

 
引越しの費用は他の方法で安く済ませる事ができます。
 

一括見積もりを取る

引越に欠かせない見積もりですが、数社の見積もりをいちいち取っているのは大変な労力になってしまいます。最近の引越し見積もりの常識になりつつあるのが「一括見積もりサイト」です。
 

これなら、ネットで必要な項目を入れるだけで、まとめて見積もりが驚くほど簡単に準備できます。
 

サイトによっては10社も見積もりが取れるので、忙しくても見積もりをしっかり比較して最安値の業者や自分に合ったサービスをしてくれる業者を見つけられます。
 

 

荷物を減らす

基本の引越し料金は、トラックのサイズや数、スタッフの人数、距離で決められます。荷物少量であれば、トラックやスタッフは減らす事ができます。
 

少しでも費用を安く抑えたいなら、いらない物を処分したり売ったりして荷物を減らして下さい。
 

オプションを減らす

引越し業者のオプションは驚くほど種類が豊富です。そこまでやってくれるの?と言いたくなる程です。でも、オプションはタダではありません。全て料金が発生します。
 

頼りたい気持ちを我慢して、オプションは最低限必要なものだけにして、できる事は自分たちで行えば、節約になります。
 

閑散期を利用する

引越し業者には、忙しくなる「繁忙期」があります。一般的には「3月~4月」がそれに当たります。また、夏休みなどの長期の休みも忙しくなるため、この時期は料金が高くなります。
 

可能なら、これらの時期を避けて余裕のある「閑散期」に引越しすると安くなります。
 

フリー便・混載便・チャーター便などを利用する

引越し業者には、お得に引越しできる方法があります。
 

時間を選べない「フリー便」、他の荷物と一緒に運ぶ「混載便」、トラックやドライバーだけを準備する「チャーター便」などがあります。
 

これらは、非常に安く引越しができます。ただ、デメリットもあるため、注意も必要になります。
 
参考記事:引越しの混載便とチャーター便とは?|それぞれの違いをご紹介!

まとめ

サービスとして確立している場合もありますが、引越し業者のトラックに同乗するのは違反行為です。ですから、引越し業者は意地悪やケチで同乗を断っている訳ではありません。
 

移動のお金ではなく、他の方法で引越し費用を節約してみて下さい。