新築マンションへの引越し

 
新築マンションに引越しをする際にはさまざまな決まりがあります。特に引っ越し業者の選択なども指定される場合があります。その指示には従う必要があるのでしょうか?
 

また、「一斉入居」や「幹事会社」など新築マンション特有の聞き慣れない言葉も登場します。今回は、新築マンションへの一斉入居の時の引越しルールや気を付けるべき点などご紹介します。
 

そもそも幹事会社って何?管理会社とは違うの?

はじめて新築のマンションに引越しをする方にとって、「幹事会社」がまずピンと来ないかもしれません。幹事会社とは、要は「引越し業者」です。
 

なぜわざわざ幹事会社と呼び方を変えるのかと言うと、新築マンション全体の引越しを「仕切る」役目があるからです。
 

新築マンションの場合、一気に多くの方が引越しを行うため、それを上手く調整して引越しをスムーズに取り仕切るのが幹事会社です。
 

一般には、マンションの管理会社が大手の引越し業者が幹事会社として指定します。
 

一斉入居って何?

新築マンションに引越しをするにあたって、幹事会社と同様に頻繁に耳にするのが「一斉入居」です。一斉入居はその名の通り、新築マンション一斉に引越しを行う事です。
 

部屋数の多い新築マンションでは、入居が始まった日に一気に引越しを行う場合がほとんどです。
 

一斉入居の引越しは大騒ぎ

引越しが数軒一緒になっただけでも大騒ぎになりますが、それ以上の軒数が重なる引越しは大きな混乱状態になります。
 

そこでいろいろな引越し業者のそれぞれトラックやスタッフが入り混じってしまうと、手が付けられなくなってしまいます。
 

そうなると引越しがスムーズにいかなくなる事は間違いなし。それを避けるためにも、時間や作業内容を1つの引越し業者が幹事会社とし調整してまとめるのは大事です。
 

幹事会社の引越しのメリット

引越し業者が幹事会社として指定されているのは、一斉入居全体をまとめて引越しの混乱を防止してスムーズにする以外にも、いくつかメリットがあります。
 

優遇されている

幹事会社は全てを仕切っているので、作業が優先されます。日にちや時間も希望を聞き入れてもらえる事が多くなります。
 

引越しの騒音を気にしなくて済む

引越しの際に気になるのが騒音です。これはいくら気を付けても全く出さないでいるのは無理です。
 

特に土日や祝日に自分だけの引越しの場合、隣の部屋などに迷惑にならないようになど気を使います。幹事会社による一斉入居なら、隣りも上下も一緒に引っ越してくるので遠慮しなくてすみます。
 

トラブル時の対応が早い

時間通りに引越し作業が進まない、思ったよりも荷物が多い、依頼した内容と違うなど引越にトラブルは付き物です。
 

幹事会社は同じ引越し会社で全てを把握して仕切っているので、トラブルの対応も早くなります。
 

養生がしっかりしている

養生とは、引越しの際に台車を使ったり、大きな荷物の搬出や搬入作業によって、建物にキズや汚れが付かないように、エレベーター、壁、床にパネルを配置して保護する事です。
 

幹事会社は多くの引越しを一気にまとめるので、しっかり養生をします。
 

幹事会社に依頼する際の流れ

幹事会社と実際に見積もりなどの打ち合せの流れをまとめました。
 

①マンションの説明会
 

新築マンションなどは、入居者にまとめてさまざまな説明を行う説明会を開きます。その際に指定の引越し業者が、幹事会社として紹介されます。
 

②アンケートの実施
 

説明会、またはその後電話などで、幹事会社にするかどうかなどを含めたアンケートが実施されます。
 

③引越し日時の決定
 

アンケートなどを参考にして幹事会社による引越しの日時が決まります。
 

④幹事会社との契約
 

幹事会社と本格的な契約の打ち合わせを行います。
 

引越しの希望日や時間が重なった場合には、公平にするために抽選になります。全ての一斉入居が同じではなく、管理会社によっても違うので、気になる事は忘れずに確認して下さい。
 

幹事会社での引越しは高いの?

 
幹事会社による引越しと聞くと、料金が高いイメージがあります。実際に他と比べると割高だったと言う話もあります。
 

見積もりを取ってみたら、とんでもなく高い料金を提示される場合もあります。自分たちが全てまとめていると言う意識があって、多少強気で料金を設定している引越し業者もあります。
 

ですが、1度にたくさんの引越しを請け負うため割引に応じてくれる業者もあります。指定された幹事会社によって変わりますが、割引交渉はあきらめずに行ってみて下さい。
 

引越し業者は選べる?

マンションの管理会社に「○○引越しが幹事会社です」と言われてしまうと、そこにお願いするのが義務のように思うかもしれませんが、そうではありません。
 

他にお願いしたい引越し業者があるなら、自分で選んでもかまいません。
 

安い引越し業者選べる

自分で引越し業者を選ぶ最大のメリットは料金です。見積もりを取って自分の希望の料金やサービス内容で引越しをしてもらいたいなら、遠慮なく好きな引越し業者を選んで下さい。
 

幹事会社の断り方

自分で引越し業者を選ぶ場合、幹事会社を断る必要があります。断わると同時に、引越しの予定日や時間なども必ず幹事会社に報告して下さい。
 

ですが、幹事会社が優先されるので、いくら希望日を伝えても引越しができないケースもあるので注意して下さい。
 

他の引越し業者を依頼する時の注意点

幹事会社ではない引越し業者に依頼する際には、気を付けなければならないポイントがあります。
 

事前に一斉入居だと説明する

普通の引越しと一斉入居は違うため、見積もりの際などに事前に引越し業者に伝える必要があります。引越し業者はプロなので、一斉入居の場合は作業内容も方法も変わってきます。
 

それを伝えないと、幹事会社が全て優先になる一斉入居は他の業者の作業に不都合が出てきます。そうなると余計な時間や作業が増えて追加料金を請求される事にもなりかねません。
 

また、幹事会社が決めたエレベーターの使用方法などについてのルールも存在します。ルールの内容も幹事会社に聞いて、しっかり引越し業者に説明して下さい。
 

幹事会社と同じようにはできない

新築マンションの一斉入居は、常に幹事会社が優先で進みます。幹事会社の引越しが済んでから、その他の引越し業者の引越しが始まります。そのため待たされる事も多々あります。
 

特に土日や祝日、または繁忙期など引越しが集中する時期は、引越し作業が大幅に遅れるのは覚悟しておいた方が良いでしょう。
 

断られる

幹事会社以外の引越し業者は、一斉入居は不利な事が多くて大変だと言う事を分かっています。一斉入居と聞くと内心面倒で嫌だなと感じている場合もあります。
 

そのため、一斉入居だと伝えると「幹事会社さんにお任せしたほうが良いですよ」と言われてしまう事も考えられます。
 

絶対にその引越し業者にお願いしたい場合は、デメリットも承知の上で依頼すると伝え下さい。
 

幹事会社、それ以外の引越し業者を比べる

幹事会社にもそれ以外の引越し業者にも、それぞれ依頼するにあたってメリットもデメリットもあります。大事なのは、自分が納得してお願いする事です。
 

後になって、こんなはずではなかったと思ってもどうしようもできません。「忙しいし、まぁいいや」で済ませないようにして下さい。
 

他の業者を選ぶなら一括見積が便利

 
幹事会社には依頼しないで他の引越し業者にお願いするなら、見積もりは欠かせません。数社の見積もりを取ると比較、検討が簡単になります。
 

そこで大活躍するのが「一括見積もり」を行っているサイトです。これを利用すると最大で10社の引越しの見積もり依頼ができます。
 

個別に1つ1つの引越し業者に見積もり依頼する手間が省けて、大変便利で大好評です。一括見積もりサイトで、数社の見積もりを比較すると簡単に最安値の業者が分かるので、引越し料金の節約に繋がります。
 

まとめ

新築マンションの一斉入居は、幹事会社がまとめて仕切って行われるため、普通の引越しとは違います。幹事会社は優遇されますが、義務ではなく他の引越し業者に依頼する事もできます。
 

どちらを選択するにしても納得して引越しを行えるかが重要です。自分で引越し業者を選ぶ際は、一括見積もりサイトを利用すると便利でお得になります。